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『花』よりも『実』『根』
以前、お問い合わせをしていただいたお母様とお話をしたとき、
先日いただいたパンフレット、あの後、じっくり読ませていただきました。塾の中の雰囲気がよく分かりました。
と仰っていただいた。
思わず、電話口で恐縮してしまった。
まず、わざわざ貴重な時間を使って塾のパンフレットを読んでいただくということ自体が非常に有り難い。
自分が時間と手間をかけてつくったものを見てくださるということ自体、本当に幸運で光栄なことである。
その上で感想まで仰っていただけて、本当に感謝しかない。
塾に関するもの(ホームページ、チラシ、パンフレット、お手紙、掲示物、資料等)は、もちろんすべて手づくりである。
そこには、私たちの考え、方針、イズムのようなものを込めて作成している。
そういうものが保護者の方や生徒の手に渡り、何かしら感じ取ってもらえるということは、決して当たり前のことではない。
塾の中と外を繋ぐツール、私たちと生徒・保護者を繋ぐツールだけに、大切にしていきたい。
塾に関するものをつくるにあたって、ひとつ気をつけたいことがある。
それは、決して誇張や虚飾を入れることなく、塾のありのままの姿、等身大が伝わるようなものをつくるということである。
私は植物で言えば『花』よりも『実』や『根』に価値を置きたい。
きれいな『花』を見てもらうのではなく、そこにある姿を見ていただきたい。
そして、その等身大の姿がより良いもの、価値のあるものになるよう、指導の中身を充実させていきたいと考えている。