なんとかしたいと思ったときから

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先日、ある子が

生徒

先生、あの・・・英語を一からやり直したいので、教えてくれませんか。

と言ってきた。


この子は入塾する前からずっと英語に苦手意識があったので、入塾後からこれまで色々な助言やきっかけづくりをしてきた。

それでも、なかなか英語への苦手意識が払拭できないでいた子だ。




私は、この子の発言を意気に感じて、

福永

もちろん、よろこんで!!基本からやり直そう!

と明るく応えた。




すると、そのやりとりを聞いていた別の子が

生徒

私も一緒に良いですか?

と申し出てきた。

福永

もちろん!!一緒にやろうよ!

と返した。




それからというもの、授業が終わったあとの30分で一緒に英文法のやり直しを行っている。


客観的に見てunitには勉強が得意な子が多いと思うが、もちろんそういう子たちばかりではない。

塾が大事にしたいのは「いまどれくらいの位置にいるか」ということだけでなく、「一人ひとりがそれまでと比べて少しでも成長しているか」ということだ。


いま英語に苦手意識を持っているこの子たちも、苦手を克服したいと本気で思ったからこそ、補習を希望してきたのだろう。

私たちとしては、そういう気持ちにとことん応えたい。


月並みな言葉ではあるが、物事を始めるのに遅すぎるということはない。

とくに中学生、高校生に「遅すぎる」なんてことはない。

「なんとかしたい」「できるようになりたい」「変わりたい」と彼らが本気で思ったときに、全力で伴走できるような塾でありたい。

また、そういう気持ちになれるような授業や環境を提供していきたい。

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