中2生の行動の変化

自習に来ていた中2の子たちが、授業終了後の時間帯にも何人か残っていた。私は他の生徒の質問対応をしながら、遠目に「あ、今日はあの子たちがめずらしく残っているなぁ。なにかおしゃべりでもしているのだろうか。」と周辺視野で捉えていた。質問対応していた子とのお話も終わり、もうそろそろ帰ろうという時間帯になって声かけをすると、全員「英語の宿題で質問があるんですけど・・・」と、英語の和訳の仕方について質問してきた。普段、積極的に質問するタイプの子たちではないので少し意外に思ったが、一方で「分からないところは質問しよう」という行動を取れていることが分かり、とても嬉しかった。

「えっ、そうだったの!?それは待たせてしまってゴメン!」と言いながら一人ずつ質問対応をする。宿題を出す際に、「自分で和訳をしてみて、それでも分からないところは授業で解説するよ。」と伝えていたが、本人たちはどうしてもこの日のうちに解決しておきたかったのだと思う。「目の前にある分からないことをほったらかしにしない」ということは習慣づけするのにかなり大変だと思っているが、この子たちが大きな一歩を踏み出したことは間違いない。今までの彼らの行動から鑑みるに、非常に大きな成長だと思う。質問することが習慣化するように、私からもこまめにアプローチしていきたい。

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