先生の目の前で勉強する

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先日とある子が英語のワークを解いていました。

様子を見ると、どうやらよく分かっていないようです。

福永

あなたはこのページで何を練習しているの?

生徒

……分かりません(苦笑)

福永

……このページは、must,have to の使い方とthat節の使い方の練習をしているんだよ。that節って覚えてる?

生徒

……?

福永

オッケー、まずthat節の説明をするね笑

勉強が苦手な子は、そのページのテーマを意識できていないことがあります。

テニスの練習でたとえると、「今はサーブの練習」「今はバックハンドの練習」というように自覚できていないままで、ただラケットを振っている状態です。

これでは練習の意味や効果が半減しますよね。


「自分がどういう状態か」

「いま自分がやっていることは何か」

を認識するのはとても難しいことです。


だからこそ、指導者が目配りをして自分が何を練習しているのかを自覚させる声かけが有効なのです。

眼力と指導力のあるコーチで行う勉強は、ひとりで行う勉強よりも質の高いものになるのです。

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