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地味な土台づくり
「良い感触」を体で覚えてもらった子に、と同じプリントを解いてもらいました。
何も見ずにどれだけ出来ているかを確認したところ、なんと正答率が9割を超えていました。
今まで何回繰り返しても正答率が上がらない勉強をしていましたが、それに比べれば本当に劇的な変化ですね!素晴らしい!!
本人もとても嬉しそうにしていました笑
勉強が得意な子にとっては「当たり前」になっていることも、勉強が苦手な子にとっては当たり前ではないということは多々あります。
「間違えたときになぜ間違えたのかを考える」
「自分なりの根拠をもって答えを書く」
「分からない言葉があれば調べる」
「勘で答えて偶然合っていたものは×とみなす」
こういうことをひとつずつクリアしていくことが必要です。
一瞬で答えを出せる公式や、よく出るパターンの攻略法や暗記の仕方など、いかにも「塾らしい」テクニックももちろん大切です。
しかし本当に大切なのはこういう地味で時間のかかる土台づくりのほうだと思います。
そしてこういう土台部分は、集団授業のなかではなかなかメスを入れられない部分でもあります。
誰ひとりとして同じ生徒はいません。
ひとりひとりに合わせた勉強法の指導の時間を大切にしていきたいです。