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塾講師のクリエイティビティ【なぜ塾の仕事は楽しい?】
先日、授業後にスタッフの生田目と仕事の打ち合わせを兼ねた晩ご飯に行き、新年度保護者会の内容や新年度の準備についてあれこれ話をした。
夜中の1時になったところでお店が閉店になったのだが、二人とも具体的なアイデアが色々と頭の中に湧いてきて「話し足りないね」となり、急遽24時間営業のファミレスを探して、お店を移動してから打ち合わせを続行した。
結局3:30くらいまであれこれ話して解散した。
ここ2,3年はコロナ禍ということもあり、授業後に外食しながら仕事の話をすることも無かったが、久しぶりにやってみて、塾のなかで行う話し合いとはまた別の良さがあると再確認した。
もちろん連日連夜、というのはどうかと思うが、たまに行うぶんにはとても良い。
帰りに生田目から「なんでこんなに楽しいんですかね。」という話が出てきた。
私は「自分たちが主体的に動けているから」そして「クリエイティブな営みが好きだからじゃないかな」と答えた。
何にでも通じる話だと思うが、義務感で行うのと主体性を持って行うのとでは、気持ちはもちろんのこと、経験値や成長も大きく異なると思う。
主体性、積極性、参画感をもって行う仕事はやりがいもあるし、何より楽しい。楽しいから自分の持っている力が十分に発揮されやすいし、結果的に成果も出やすい。
私は授業をすることが好きだが、同じくらい授業準備も好きだ。
授業準備は「仕込み」のようなもので、授業のクオリティを上げるために色々なことを考える必要がある。
分かりやすさを追求する、より良い具体例を探す、難易度を調整する、時間配分を考える、教材研究によって新しい材料を得る、などなど、やることは多い。
それら全てを自分で作ったり、組み合わせたりすることはとても楽しい。
まさにクリエイティブな営みそのものである。
まして、その先に授業を受けてくれる生徒の顔があるのだ。楽しくないわけがない。
塾生たちが将来どんな仕事に就くのか、どのように社会参画をするのかは分からない。
しかし、どの子も楽しんで、主体的に、生き生きと仕事をしていてほしいと心から思う。
そのためにも、私たちが楽しく働く姿を塾生たちに見てもらうことも大切だと思う。