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夏期講習の準備
今年も夏期講習の季節が近づいてきた。
夏期講習をちょうど一ヶ月後に控えて、授業中に使用するテキストやプリントを作り始めた。
もう何年も授業をしているので、各単元の授業用プリントはもちろん準備してある。
去年と同じ授業をすることで体力的にラクはできるかもしれないが、それを自分に許してしまっては衰退・堕落の始まりである。
これまで、とくに集団講師になってからは、少しでも良い授業を提供するために毎年少しずつリニューアルしたい、何か新しい挑戦をしたいと思ってやってきたし、その気概を持っていたからこそ、少しずつ指導の幅が広がってきたと思っている。
とはいえ、全教科に対して完全リニューアルとはいかないので、今年は理科・数学のプリントをとくに充実させようと考えている。
ヒントになったのは、大学の先生がつくるプリント。
学生講師が大学の授業でとても分かりやすい授業をする先生に当たった話をしてくれて、どんなプリントを使って授業をしているのか、詳しく聴いてみた。
曰く、授業も分かりやすいし、何より自分で勉強しやすい、とのこと。
その内容をヒントにして、今年は新しいアプローチの仕方でプリントをつくることにした。
生徒たちの理解が進んだり深まったりすればいいなと思いながら、いそいそとプリントづくりに勤しんでいる。
基本的には、「その単元の入試問題を解く」→「指導の肝+最近のトレンドを踏まえてプリントをつくる」という流れ。
もちろん授業も楽しいのだが、授業準備をしている時間も自分にとってとても有意義で楽しい時間だ。
塾講師である以上、より良い授業を追求する姿勢を第一に考えていきたい。
「教える」ということに「完成」は無い。