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心を込めて働く
先日、少し時間があったので、おいしいお店を新規開拓しようと思い、塾の近くを散策した。お店の前にあるメニュー表を見ながら、「おお~、美味しそうだなぁ。どうしよっかな。ココにしようかなぁ。」と悩んでいると、お店の中から感じの良い雰囲気の店員さんが出てきて、「もし良ければ、ぜひ召し上がっていってください。」と声をかけてくれた。笑顔にあふれた接客だったので、思わず「分かりました!いただいていきます!(笑)」と応えてしまった。
期待どおり、料理はとても美味しかった。帰り際、店員さんが自然な感じで声をかけてくれる。
「このあたりからいらっしゃたんですか?」
「はい。すぐ近くなんですよ。たまたま通りがかったので。来て良かったです!」
「そうなんですね。また、ぜひいらしてください。」
接客してくれた店員さん、料理をつくっていらっしゃる店員さん、どの方もニコニコして働いていて、一人ひとりのお客さんへの感謝とか、働いていることへの喜びとか、料理一皿を大切にする姿勢とか、そういったものが表情や所作ににじみ出ていて、とても良い空間だった。
私も生徒たちや保護者の方々と接するときに、常にこういう気持ちで、こういう表情で働けているだろうか。一つひとつの授業への感謝や喜びの気持ちを込めて働けているだろうか。そう自問自答し、もっと心を込めて仕事をしたいと改めて思った。