人を幸せにする仕事

最近、塾の中を改装してもらっている。職人さんが朝から黙々と作業を進めてくださっている。たった半日くらいで、みるみるうちに壁ができて、塾の中の雰囲気がガラッと変わる。ひと通り作業が終わり、撤収するときに私から職人さんに声をかける。

「今日もありがとうございました！すごく良い感じですね。これからどうなるか楽しみです。生徒たちもすごく楽しみにしています！」

「そうなんですね。それは嬉しいですね。頑張ってきれいに仕上げなきゃ。」

そんなやりとりをしながら、世の中には人を幸せにする仕事がたくさんあるということを改めて実感する。塾の仕事は、自分が行った仕事に対する相手の反応が見えやすい仕事だと思う。たとえば、自分が行った授業に対して生徒の表情が見られるし、保護者の方と直接コミュニケーションを取ることができる。ダイレクトに反応が見られることは緊張感を伴うが、同時にやりがいを強く感じる。

塾生たちは将来どんな仕事に就くのだろうか。願わくは、彼らが楽しく働けて、何かしらの形で人の役に立つことができ、充実感や幸福感を実感できる。そんな仕事をしてもらいたい。そのために、私たちができることを丁寧に積み重ねていきたい。