頑張りすぎないように

生徒たちが勉強している姿を見ていると、

「あの子、最近ちょっと頑張りすぎかなぁ。疲れているなぁ。」と思うときがある。

そういうときは私のほうから「今日くらいたっぷり寝たり、ちょっとリフレッシュしたりしてみたらどうかな?」と提案することがある。


塾として、生徒たちに勉強を頑張ってもらうための働きかけ、きっかけづくりが必要なのは言うまでもない。

しかし一方で、ただひたすらに頑張らせる、いつも必死に努力させるように仕向けるのは果たしてどうなのだろうかという疑問が常にある。

中学生の中には(高校生もそうかもしれないが)、自分の体力と精神がどれだけ疲弊しているか、どれだけ無理をしているかを客観視するのが難しい生徒もいる。

大人よりも経験値が少ないため、つい無理をしすぎてしまうことがある。

そういうことを考慮せず、ただ気合いで頑張るように仕向けるやり方をしていれば、後から本人の体調面や精神面に大きな傷を残すことにもなりかねない。

一生懸命に頑張ろうとする真面目な生徒ほど、そういうことを気にかけて、

たまには休んでもいいんだよ。きみにもそういう自由・選択があるんだよ。

ということを伝えることが大切だと思う。

一方で

ここは頑張りどころだよ。自分に厳しく、もっと頑張ろうよ。

と伝えることもある。

このあたりの見極めは日頃から生徒たちをよくよく観察し、コミュニケーションを取っていないと的を外すことになってしまう。

だからこそ、いつも生徒たちの表情や様子を観察し、コミュニケーションを取ることを心がける必要がある。

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