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先生によって生徒は変わる
体験授業のときは、いつも以上にその子の勉強の様子を見る。
挨拶の仕方。
表情、反応、姿勢。
椅子の座り方。
問題を解くときの手の位置。
問題を解くときのスピード。
間違えたときの処理。
指示を聴き取る力。
ノートの取り方。
様々なことを注意深く観察しながら授業を進める。
(本人は緊張していることが多いので、もちろん雰囲気はいつも以上に柔らかくなるように心がけている。)
ある日の体験授業、その日の体験の子の、ホワイトボードの解説をノートに写すときスピードに目を見張った。
ちょっとびっくりするくらいの速さで書いていた。
体験授業が終わったあとに、そのお話を本人とお母さんにしたところ、以前教わっていた担任の先生の指導によるものらしい。
「先生が黒板に書くのと、みんなが書くのとどっちが速いか競争だ!」といった感じで授業をしてもらっていたようだ。
そのお話を嬉しそうに教えてくれた。
良い先生に教わっていたのだなぁとこちらまで嬉しくなった。
いろいろな意味で「先生によって子どもたちは大きく変わる」ということを改めて実感した瞬間だった。
unitに通うからこそ身につけられることとはどんなことか。
知識、教養、知性、感性、技術、姿勢、習慣・・・。
いろいろな面で少しでも良いものを生徒たちに身につけてもらえる、そんな塾にしたいと改めて思った。