「面倒くさい」に勝つ

「どうすれば勉強ができるようになるか。」

生徒本人はもちろんのこと、保護者の方々も気になることだろう。

もちろん私もこのことについて考え、生徒たちを観察し、いろいろと試行錯誤する毎日だ。

ただ、おそらく生徒たち本人は、この問いに対する答えの一つをすでに持っている。

それは、面倒くさいと思うようなことを面倒くさがらずに実行する、ということである。


「分からない言葉があれば辞書や用語集で調べよう。」
「丸つけを丁寧にやろう。」
「間違えた問題は解説を読んで理解しよう。」
「解説を読んでも理解できないものは調べたり質問したりしよう。」
「授業のノートやプリントを見直そう。」
「途中式をちゃんと書こう。」
「分かることを図に書き込もう。」
「文章を音読しよう。」
「解き終わったら見直しをしよう。」
「日々の勉強の記録をつけよう。」
「同じような問題を反復練習しよう。」




こうやって見ると、誰でも言えるような当たり前のことばかりだ。

しかし、この当たり前のことができている子がどれくらいいるのだろう。


調子が良いときはできるかもしれない。

しかし、モチベーションが上がらないとき、苦手教科を勉強しているとき、時間が無いとき、精神的に余裕が無いとき、疲れているとき、眠いときにもこういうことができているだろうか。


一つ一つのことを、生徒たちは「頭では」分かっている。

しかし、それを実行できるかどうかは別だ。

頭では分かっていても、つい面倒くさくなって省いてしまう。

適当に済ませてしまう。

勉強に限らず、そういうことの日々の積み重ねの有無が、結果を大きく左右するものだと思う。


unitでは、生徒たちにこういうことを粘り強く指導していきたい。

面倒くさいことに対してしっかりと取り組む努力と工夫ができる、そういう生徒になってもらいたい。

そのために、生徒一人一人とのコミュニケーション、やりとりをこまめに行いながら、少しずつ当たり前のことを淡々とできるように導いていきたい。

バナークリックで応援をお願いします!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次