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「面倒くさい」に勝つ
「どうすれば勉強ができるようになるか。」
生徒本人はもちろんのこと、保護者の方々も気になることだろう。
もちろん私もこのことについて考え、生徒たちを観察し、いろいろと試行錯誤する毎日だ。
ただ、おそらく生徒たち本人は、この問いに対する答えの一つをすでに持っている。
それは、面倒くさいと思うようなことを面倒くさがらずに実行する、ということである。
こうやって見ると、誰でも言えるような当たり前のことばかりだ。
しかし、この当たり前のことができている子がどれくらいいるのだろう。
調子が良いときはできるかもしれない。
しかし、モチベーションが上がらないとき、苦手教科を勉強しているとき、時間が無いとき、精神的に余裕が無いとき、疲れているとき、眠いときにもこういうことができているだろうか。
一つ一つのことを、生徒たちは「頭では」分かっている。
しかし、それを実行できるかどうかは別だ。
頭では分かっていても、つい面倒くさくなって省いてしまう。
適当に済ませてしまう。
勉強に限らず、そういうことの日々の積み重ねの有無が、結果を大きく左右するものだと思う。
unitでは、生徒たちにこういうことを粘り強く指導していきたい。
面倒くさいことに対してしっかりと取り組む努力と工夫ができる、そういう生徒になってもらいたい。
そのために、生徒一人一人とのコミュニケーション、やりとりをこまめに行いながら、少しずつ当たり前のことを淡々とできるように導いていきたい。