意気に感じる

※アイキャッチはD・カーネギー『人を動かす』のパロディです。

どういうときに人が自ら動くか。

いろいろあると思うが、その中のひとつに「意気に感じたから」というのが挙げられる。

「意気に感じる」・・・人のやる気や熱意に触発されて、こちらもその気持ちや気配に同調する。

毎年、生徒たちを見ていて、意気に感じる瞬間というのがある。

そういうときは、こちらも何かしら力になりたい、本人にとってプラスになることをしたいと思う。

その気持ちは、プラスαの授業をするという形になるときもあるし、何かしらのプリントなどをつくるという形になるときもある。

人が人から刺激を受けて、行動する。

生徒たちと私たち講師がお互いにそのような関係をつくれたら良いと常々思っている。

今年も受験生たちを見ていて、そういう機会が増えてきた。

きっとこれからさらに忙しくなると思うが、こういう頑張り方はあまり疲れない。

それどころか、こちらの活力、エネルギーにもなる。

もちろん、自分の能力や可能性を広げたり高めたりすることにもなる。

それを次の世代の生徒たちの授業、指導に還元することができる。

これは勝手な私の希望であるが、塾生たちにも「意気に感じて動く」ということができるようになってほしい。

そういう感性を持ってほしいと思う。

「人のために動く」ということが、自分自身の人生を豊かにすることもあるのだ。