仕事をするうえで大切にすべきもの

先日、前々職で私が大変お世話になった方と久しぶりにお会いし、お話をさせていただいた。

この方は、私が塾講師として生きていくきっかけ、そして最大の原動力となった方であり、私の人生における師でもある。

実際に一緒に働かせていただいたのは、私が18から21の頃までの4年ほどなのだが、退職後もことあるごとに相談に乗っていただき、そのたびに色々と具体的なアイデアや新しい視点、そして仕事への活力をいただいてきた。

この時期に直接教わってきた様々な事柄は、今も私の人生におけるぶれない指針となっている。

さて、今回久しぶりにお会いしたのは、なんとなくここ半年くらい、私の中で少しもやもやしていることがあり、師匠とお話をさせていただくことで何かしらヒントを得られないだろうかということが大きかった(基本的に脳天気なのだけれど、たまには真剣に悩むときもあるのです笑)。

また、日々私が考えていることを聞いていただくことで、私の手法、行動指針、感性がずれていないか、間違った方向に行っていないか、なにか大きな見落としや勘違いがないかどうかを確認したかったということもある。

そんな訳で、まるで駆け込み寺よろしくお話をさせていただいたのだ。

働いていた当時の昔話に花を咲かせたり、近況報告的なお話もしたり、いま私が日々感じていることを聞いていただいてお話をいただいたりした。

今回も感じたのだが、というか昔からずっとそうなのだが、とにかく話のクオリティが毎回すごい。

あっという間に時間が経ってしまう。

私も、曲がりなりにも人前で話す仕事をしている訳だが、はっきり言って全く敵わない(←もう少し頑張れ)。

その話術もすごいのだが、話の内容も多岐にわたり、広く、楽しく、面白く、それでいて深い。

そのお話の中で、「仕事をする上で大切にすべきもの」をあらためて確認することができた。

話し終えたあとは、霧が晴れたように自分のやるべきことが見えた感覚があった。

本当に有り難い、の言葉しかない。

塾に戻り、さっそく生田目とも共有し、自塾の方向性についていろいろとお話をした。

ここまで読んでいて、「大切にすべきものって、結局なんなのよ。」と思う方もいらっしゃるかもしれないが、それはここではあえて記さないでおく。

ただ、これから塾の中で必ず具現化させていきたい。

こうして書いていると、本当に与えてもらっていることばかりで何も返せていないわけだが、自分自身がより成長し、生徒や保護者の方々に何かしらを還元することができるようにしていきたいと改めて思った次第である。

○○先生、いつも本当にありがとうございます。