かつての教え子、来塾ラッシュ

ここ数日、昔の教え子が塾に顔を出してくれることが続いている。

先日来てくれた子は、7年前まで教えていた子だ。

この春から就職するということで、わざわざ挨拶に来てくれた。

当時の面影も残していたものの、一緒に話していると、やはり本人の成長ぶりが伺えた。

話す内容や話し方を見るにつけ、7年という歳月がいかに人を成長させるかを改めて実感した。

高校の3年間と大学の4年間で積極的にさまざまな場に赴き、多種多様な経験を積んだようだ。

この子は当時からとても頑張り屋だったが、その芯が変わることなく頑張っていたのだと思うと本当に感心する。

「まだ先生が授業でくださったプリントは家で取ってありますよ。たまに見ています。」と話してくれた。

こういうとき、嬉しさや驚きもさることながらその責任の大きさを改めて感じる。

いま目の前にいる、一緒に勉強している生徒たち。

良くも悪くも、私たちが彼らに与える影響は大きい。

私たちが彼らに対してどのような言葉をかけるか、どのような接し方をするか、どのような姿を見せるか。

日々の何気ないことがいろいろな影響を与えているのだと思う。

彼らが卒業したあとに、少しでも彼らにとって何かしらの良いものをプレゼントできているように、気を引き締めて日々の授業にあたりたい。