こんなノートはダメ!【算数や数学の演習ノートの書き方】

ダメなノート

日頃から塾生の皆さんの演習用ノートを見ていて、「もう少しこうするといいのになぁ。」とか「この書き方はとてもいいね!」と思うことがあります。

今回は「演習ノートの書き方」について、とくに算数や数学の演習ノートに絞ってお話をしたいと思います。

日頃の勉強の参考にしてください!

筆算を残しておこう

メモする手

数学や算数では筆算をする場面がありますね。

「なんとなくノートをきれいに見せたいから」という理由で、筆算を消していませんか。

筆算は計算ミスが起こりやすい場面の一つです。

必ず筆算を残しておきましょう。

ノートがぐちゃぐちゃになるのがどうしても嫌な人は、ノートの右側3分の1またはノートの下側4分の1程度に筆算スペースをつくっておきましょう。

スペースを取ろう

問題と問題のあいだ、計算式と次の計算式のあいだ、途中式と答えのあいだ、など、スペースを取っておくと見やすくなって良いです。

間違えたときにあとから正しい答えや考え方を書き込めるのも大切です。

ツメツメで書いてもよいときは、正答率が90%を超えるくらい自信のあるときだけです。

逆に自信がない問題、分からない問題はたくさんスペースを取りましょう。

縦と横を揃えよう

計算式や筆算がいろんなところに散らばって書かれているノートもたまに見かけます。

ノートが雑然としていれば、頭の中もうまく整理されません。

空いているスペースに適当に書くのではなく、縦と横を揃えて書きましょう。

ページ数を書こう

問題番号はみなさん書いていますが、ページ数を書いていない人がたまにいます。

あとから検索するときに時間がかかって面倒ですね。

分数は2行で書こう

分数を1行に詰めて書いている人はいませんか。

分数は整数や小数と比べて計算ミスが起きやすい数です。

そのうえ小さく書いてしまうと、見間違いが起きやすくなり、計算ミスにつながります。

分数は必ず2行を使って書きましょう。

図を大きく描こう

数学や算数の図を大きく描くことで、問題の難易度が下がります。

私も難しい問題が出てきたら、必ず大きく図を描き直して考えるようにしています。

そのほうが解ける可能性が上がるからです。

また、描いた図には、辺の長さや角度など、さまざまな情報を書き加える必要があります。

その際に図が小さければ、情報を書き込むのが大変ですね。

複雑な問題であれば、ノートの半分くらいを図に使っても全然構いません。

とにかく大きく描きましょう。

日本語をたくさん書こう

「思考の流れが見える」のが良いノートです。

たとえば、単に「80×5=400」とだけ書くのではなく、「家~バス停の距離 80×5=400m」と書いたほうが良いですね。

「いま自分が何を求めているのか」が途中からよく分からなくなることはだれしもあると思います。

式を書く前に、自分が求めようとしていることを日本語で書く習慣をつけると良いですね。

この記事を書いた人

塾長
ふくなが

進学塾unitの塾長。数学・英語・理科担当。生徒と保護者、スタッフの笑顔を見るために日々邁進中。基本的にいつも機嫌が良く、無駄に元気。

趣味:将棋(将棋ウォーズ1級)、コーヒーを飲みながらカフェで数学、ダイエット 特技:リバウンド

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