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小6生の基本動作
先日、小6生のクラスで授業をしていて、生徒たちの基本動作のレベルの高さに改めて感心した。まず全員が時間に余裕を持って入室する。席に着いたらすぐにテキストや筆記用具を出していて、いつ授業が始まっても良いようにスタンバイしている。出席を取るときはみんな楽しそうに話をしているが、「では今からテストを行います。」と伝えた瞬間に、すぐに表情が引き締まって集中モードに入る。解説をしているときは常にメモを取るために手が動く。宿題や演習、解き直しの仕方も非常に丁寧だ。宿題を伝えるとすぐにメモを取る。席を離れるときは消しゴムのカスをそれぞれ片付け、椅子をきちんとしまってから帰る。
一つ一つを見れば、何てことのない動作だが、それを毎回当たり前のように行っている彼女たちを見ると、今後の更なる伸びが楽しみになってくる。もうほとんどの生徒は1年以上一緒に勉強をしていて、中学生に負けないくらいの地道な勉強ができるようになってきている。「当たり前」のレベルが非常に高い。これから入塾してくる生徒もいると思うが、この集団の中で一緒に勉強をしていくのはかなり大変だろうなぁと思っている。(このギャップに関しては、私たちのほうでもきめ細やかにフォローをしていきたい。)ついていくのは大変だと思うが、そのぶん良いお手本がたくさんいる、そんな素敵なクラスである。まだまだではあるが、生徒たちとともに時間をかけて、こういう「勉強に集中できる環境」をつくっていくことが出来て、とても嬉しく誇りに思っている。