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厳しく、楽しく、温かく
厳しく、楽しく、温かく
塾という場所は「成果」が求められるところだ。
そして成果を出すためには「厳しさ」が必要不可欠である。
たとえば、腹筋を20回やってもお腹は割れない。
50回やって「もう無理!」と思ってから、
そのあとの10回をやるからこそ少しずつ成果が出てくる。
しかし、やはり「厳しさ」だけでは
なかなか継続することができない。
そこで必要なのが「楽しさ」だ。
競争やゲーム性、明るい雰囲気や笑いなどの「楽しさ」があると、
続けることがそれほど苦ではなくなる。それどころか少しずつ面白くなってくる。
そしてあるとき、転機がやってくる。
こうなってくると、どんどん成果を求めて自らやれるようになってくる。
だからこそ私たちも真剣に「楽しい授業」「楽しい雰囲気づくり」「成果を実感できる声かけ」を考えている。
義務感を少しでも減らし、みずから頑張ろうと思えるように。
もちろん、こんな風にうまくいくことばかりではない。
生徒に「勉強したくない、やっても無駄」という強い苦手意識があるかもしれない。
そういうときに、すぐそばにいて
「あたたかく見守る」
「地道に声かけをする」
「やる気になるまで待つ」
という「温かさ」があるかないかで大きく成果も変わる。
これはある意味、とても忍耐が必要なことだ。
しかし生徒に忍耐を求める以上、こちらも粘り強く指導したいと思う。
これからも、「厳しく」「楽しく」「温かく」指導をしていきたい。
これからも生徒との、こうした小さなやりとりを大切にしたいと思うものである。