興味が湧かない教科は……

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苦手教科をどう克服するか。

塾生の中にも悩んでいる子がいるかもしれない。

苦手の理由は人それぞれだが、「なんとなく興味が湧かない」という理由で、その教科から離れてしまうことがあるだろう。


そんなときは思い切ってその教科の一部分だけを徹底的に調べてみよう。

たとえば歴史。

教科書にはサラッと書かれていても、実は背景にいろいろなドラマや人間臭さがある。

参考書を読んだり、意味の分からない言葉を調べたり、先生に聞いたりしながら、一つ一つの出来事のイメージを頭の中につくる。

生徒

へぇ~!ほほう!

生徒

なんでこうなの?

などと言いながら、あれこれ調べてイメージに肉付けしていく。

単独で存在していた言葉が他の色々な言葉と有機的に繋がり、意味のかたまりやストーリーができてくる。

そういうことをするからこそ大切な用語も長期的に頭に残るし、

生徒

意外と面白いじゃん!他の範囲も見てみるか。

と思えるようになる。


「興味があるから深く調べる」のではなく、「深く調べるから興味が湧く」ということだ。

今は、こういう「どっしりと腰を据えた勉強」がしやすい時期だ。


「今日は大化の改新だけ!」とか「今日は豊臣秀吉だけ!」とか、そんな感じで良い。

思いっきりハードルを下げて、まずは参考書を開いてみよう。

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