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こんにちは、進学塾unitです。
この度は第77回川越高校くすのき祭パンフレット掲載、「進学塾unitからの挑戦状」に挑戦してくださいましてありがとうございます!
今回のクイズはこちらでした!
すべて「クスノキ」に深い関係がある。
でした!
解説
その1
ある | ない |
---|---|
川越高校 | 川越女子 |
川越高校には、実際に「クスノキ」が有ります。
川高と川女の違いはいくらでもあるので、これだけで答えを特定することはできなかったと思います。
この時点で「くすのき祭のパンフレットに載せる問題なのだからクスノキに関係があるのでは?」とメタ読みした人、良いセンスです。
その2
ある | ない |
---|---|
佐賀県 | 滋賀県 |
佐賀県は、県名の由来がクスノキに関係するとされています。
伝説上の故事として、『肥前国風土記』は佐嘉郡の名の由緒を以下のように記している。
昔者 樟樹一株 生於此村。幹枝秀高 茎葉繁茂、朝日之影 蔽杵島郡蒲川山、暮日之影 蔽養父郡草横山也。日本武尊 巡幸之時、御覧樟茂栄、勅曰 此国可謂栄国。因曰栄郡。後改号佐嘉郡。
— 『肥前国風土記』佐嘉郡より一部抜粋(原文)、『佐賀市史』第1巻古代、当郡のある村には楠(クスノキ)の大木が生い茂り、朝日の影は杵島郡蒲川山、夕日の影は養父郡草横山にまで届いたという。当地を巡幸した日本武尊は楠樹の栄え繁る様を見て、「この国は『栄(さか)の国』と呼ぶがよかろう」と述べ、そこから「栄郡(さかのこおり)」と呼ばれるようになり、後に栄の字が佐嘉に転じたとする。
「佐賀郡」『Wikipedia日本語版』https://ja.wikipedia.org/wiki/佐賀郡 2024年4月14日 (日) 03:08最終更新
佐賀県の県名の由来には諸説あるそうですが、佐賀県の県花はクスノキの花であり、県旗にも描かれています。
この点からも、佐賀県とクスノキは深い関係にあると言えるでしょう。
その3
ある | ない |
---|---|
C10H16O | C2H4O |
C10H16Oは、樟脳(カンファ―、カンフルとも呼ばれる)の化学式です。そして樟脳は、クスノキの精油の主成分として知られています。独特の香りがあり、防虫剤や各種軟膏などにも使用されています。
6世紀にアラビアで製法が発明されたといわれ、日本へは16世紀に伝わったとされる。寛永14年(1637年)には薩摩藩の特産品として鹿児島から欧州や中国へ輸出されており、金・銀に次ぐ日本の重要な輸出産品だった。クスノキは薩摩藩の御用木として勝手な伐採は禁止されており、樟脳の生産は主に鹿児島のほか、長崎の五島で行なわれていたが、岩崎弥太郎が外国船で樟脳が必需品であることを知り、土佐藩でも外貨獲得のための産品として盛んに製造されるようになった。
「樟脳」『Wikipedia日本語版』https://ja.wikipedia.org/wiki/樟脳 2024年3月23日 (土) 16:13最終更新
かつては、東アジアの貿易においても重要な特産品だったんですね。カンフルを主成分とする「タイガーバーム」は現在でもよく知られていることと思います。
カンフル剤という言葉は、ダメになりかけた物事を蘇生させるための措置を比喩的に表す言葉としても知られていますね。
ちなみにC2H4Oは、アルコールの代謝によって生成されることで知られるアセトアルデヒドの化学式です。
C10H16OとC2H4Oという化学式だけでは、自力で解くことは難しかったことと思います。
その4
ある | ない |
---|---|
正成 | 義貞 |
おそらく、その1との組み合わせにより最大の手がかりとなったことと思います。
ポイントは「正成」を「まさしげ」と読んで「楠木正成」のことを指していると気づけたかどうかでしょう。「義貞」は「よしさだ」としか読みようがないので、そこから「新田義貞」のことを指していると分かれば推測が可能です。
楠木正成と新田義貞は、足利尊氏らと並んで鎌倉幕府の討幕における中心人物ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?川越高校の学生さんも、くすのき祭に来場の方々も、楽しんでいただけたならば幸いです!
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