定期テストでは、○○を必ず覚えよう!

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定期テストが返却されるときに、生徒たちに報告用紙を渡して点数を書いてもらいます。

たまに、

生徒

すみません、点数を忘れました。

という子がいます。

あるいは合計点を覚えていなかったり、各教科の得点と合計点が食い違っていたりする場合もあります。


いいですか。

「テストの点数を覚えていない」というのは、「興味が無い」あるいは「興味が湧いていない」ということの証左だと私は思います。

たとえば93点ならば、その7点分をどこで落としたのか。

簡単な計算ミスで2点、問題文の読み間違いで2点、最後にあった難しい問題で3点落とした。

こういうことを確かめますよね。

76点だったならば、「もう少しで80点に行けたのに!」と思うわけです。

漢字ミスで2点、記述問題の文末で2点引かれた。もしこのミスが無ければ・・・などと考えるわけです。

そういう思考を巡らせているうちに、点数が頭に残るはずなのです。


もちろん、記憶力は人によって異なります。

しかし、興味・関心がある事柄に関しては強い記憶力を持ちやすいということは共通しています。

つい数日前に解いた、しかも数週間にわたって準備をしてきた定期テストの自分の点数を覚えていられるくらいには、興味・感心を持ちましょう。


先ほどの例だと、「76点!あと4点で80点だったのに!」と悔しがれるか。

悔しいと思えるようになるためには、自分自身が一生懸命頑張っていることが不可欠です。

そこにかけた思いの深さと行動の量によって、湧いてくる感情の絶対値も異なります。

良くも悪くも、「テストの点数を忘れられない!」と思えるくらい、点数に、そしてテスト勉強にこだわっていきましょうね。

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