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授業の前のアンケートを続けている理由
私は授業をはじめるときに、生徒たちに好きな○○というアンケートを取る。
「好きなお菓子」「好きな音楽」「好きな色」「好きな言葉」などなど。
毎回やっているとだんだんネタ切れになってきて、
「好きなご飯の上に乗せるおかず」とか「好きな自分の家の中で好きな場所」みたいなマニアックなテーマになってくる笑
授業の導入部分における3分、5分といった時間はとても貴重な時間だ。
にもかかわらず、このような時間を取るのには3つの理由がある。
(3つの理由、何だと思いますか?自分なりに考えてから読み進めてくださいね笑)
①生徒たちのことをよく知りたいから
「あ~、この子はウサギが大好きなのね」
「この子は本当にサッカーが好きなんだなぁ」
「あ、この子ゲームばっかりやっとるな(苦笑)」
やりとりを通じて、塾では見られない、その生徒の一面が見えてくることがある。
②生徒たちの脳を活性化させたいから
好きなものについて想像しているとき、人間の脳はよくはたらく(ような気がする)。
これから授業を受ける生徒たちに脳みそをフル回転してもらいたい。
そのためのウォーミングアップという意味がある。
③生徒に私の話をちゃんと聴いてもらうため
そして3つ目。
私は授業の中で勉強にまつわる様々な話をする。
そしてその話を生徒たちにしっかりと聴いてもらいたい。
ならば、まずはこちらが生徒たちの話をしっかりと聴くのが筋ではないだろうか。
「相手にしてもらいたいことは、まず自分から」である。
そのおかげで(?)、生徒たちはしっかりと話を聴いてくれる。
(別に私が好きなものについて語りたいわけではありませんよ笑)
全国で、おそらくこの授業前アンケートを行っている塾の先生は少ないと思う。
何せ、私が考え出したものなので!!(←大げさ)
これからも生徒との、こうした小さなやりとりを大切にしたいと思うものである。