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初学者の気持ち
何度かブログに書いているが、私はいま将棋にハマっている。
将棋の動画を見ては基本手筋を学び、将棋アプリで少しずつコンピューターのレベルを上げながら上達を目指している。
将棋の世界は奥が深く、これからどんな長い道のりが待っているか想像もつかないが、まずは基本的な手筋や戦術(序盤)を覚え、詰め将棋を勉強して終盤の攻め方を覚える。
知らないことが沢山出てくるので、新しいことを学べてとても楽しい。
さて、私自身が将棋の世界においては「学び始めたばかりの生徒」になっているので、改めて生徒たちの気持ちを想像するための良いきっかけになっている。
初学者には分からないことがたくさんある。
たとえば私の場合は、「まずどこから学び始めれば良いのか」「自分のレベルがどのくらいなのか」「どういうトレーニングが自分に必要なのか」、こういうことを先生に教えてもらいたい。
要するに「どうすれば自分が成長できるか」ということを教えてほしい。
また、これから成長していくにつれて、自分の得意分野と苦手分野が出てくると思う。
「序盤は強いけど、終盤に弱い」とか「こういう相手は得意だけど、こういう相手は苦手」などなど。
そうしたときに、自分の弱い部分、苦手な部分、もっと言えば嫌いな部分をどのようにトレーニングするのか。
どうやったら少しでも楽しみながらトレーニングできるか。
そういうことを考えながら取り組んでいきたい。
そして、そのためのヒントをもらえたら嬉しい。
当然、途中で負けが続いたり、自分自身が成長している実感が湧かずにモチベーションが下がったりするときも出てくると思う。
そういうときに、先生にどういうアドバイスをしてもらいたいか。
どういう声かけをしてもらいたいか。
そういったことも、生徒への指導の大きなヒントとなるはずだ。
もちろん、生徒のタイプはそれぞれで、私自身の経験がすべてそのまま通用する訳ではない。
しかし、自分自身が何かを一から学ぶという経験が、私自身の指導法を良い方向に変えてくれると思う。
というわけで、塾生の中に将棋に興味がある人がいたら、一緒に将棋を指しましょう。
私より上手い人がいたら、ぜひ私に将棋を教えてください。
師匠と呼ばせていただきます(笑)