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授業中に気を抜かない
昨日、中1生のクラスで「授業中に気を抜かないこと」について話をした。
授業中、話を聴いているときに、フッと意識が飛ぶ(先生や授業から意識が離れる)瞬間が何人かの生徒たちから感じられた。
時間にしたら1秒~3秒くらいだろうか。
ほんの一瞬の出来事だが、「あ、いま意識が飛んだな。」と生徒たちの表情や反応を見ていたら分かる。
説明を聴くときは説明に集中する。
先生から発問をされたら一生懸命理解して、一生懸命考えることに集中する。
他の子が発言しているときはその発言に耳を傾ける。
問題を解くときは目の前の問題に集中する。
どれも当たり前のことであるが、その当たり前のことに対して、出来るときと出来ないときのムラがある。
全体的に集中が「薄い」と感じた。
このお話をしたあと、高校受験についてのガイダンス、新年度に向けてのガイダンスを行った。
そのときは彼らとしっかり目が合い、表情や反応が豊かになり、集中力も持続し、彼らからの積極的な発言も見られた。
生徒たちの弱い部分や課題について書いたが、これはそっくりそのまま私たち講師陣の弱い部分や課題である。
生徒たちの授業中の集中力がより高まるように、私たちも色々と工夫をしながら授業を行っていきたい。