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分からないのが「気持ち悪い」という感覚
目の前の問題が分からない。
問題の意味が理解できない。
解説を読んでもさっぱり分からない。
そういうことはあるだろう。
しかしそれをほったらかしにしてはいけない。
目の前の意味不明なものに対して「気持ち悪い、どうにか解決したい」という感覚を常に持っていてほしい。
これは、できる、できない以前の問題だ。
別にこの言葉の意味が分からなくてもいいや。
別にこの英単語が読めなくてもいいや。
別にこの数学の問題が解けなくてもいいや。
こういう経験を積み重ねてきて、それが習慣化し、無意識レベルにまで染みこんでしまっている子も多い。
それは学習の態度として、本来あるべき姿ではないということを口酸っぱく伝えていかねばならない。
私が塾講師としてできることは、
「分かるって楽しいな!」
「分かるとスッキリするな!」
という経験をたくさん積めるようにすること。
そのために私の知識や経験を最大限に生かした指導をしたい。
また「分かろうとする」ということがどういうことなのかをしっかりと伝えていく必要がある。
「問題文を区切って読む」
「問題文に書いてある情報を箇条書きにする」
「文中の分からない言葉の意味を調べる」
このように具体的な指示を出して、少しずつ自分一人でできる部分を増やしていきたい。